入退室管理システム・勤怠管理システムとは

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入退室管理システム・勤怠管理システムとは

入退室管理システム・勤怠管理システムとは

従来、入室の許可や部屋の開閉は物理的な鍵によって行われ、その履歴をエクセルや台帳に書き残すことで、入退室管理されていました。
しかし、台帳の記入・入力は手間がかかり、記入漏れなどのトラブルも頻発します。
このような面倒な手続きを一掃するのが、「入退室管理システム」です。
顔認証や虹彩認証により、鍵の解錠・入退室管理が可能。Web上で入室権限を付与したり、部屋の開閉を遠隔操作したりできる、利便性の高さが大きな特長です。
同様の技術を活用した「勤怠管理システム」は、従業員の労働状況を自動管理するシステム。タイムカードを利用した従来の方式に比べ、労務管理や給与計算などの作業効率が飛躍的に向上しました。

入退室管理、勤怠管理システムのメリット・デメリット

入退室管理システムと勤怠管理システム、共に便利なシステムですが、導入する上でのメリット・デメリットが存在します。

1.入退室管理システムのメリット

入退室管理システムのメリットは、何と言っても「セキュリティの高さ」。
Web上からのアクセス制御機能を備え、アクセス権限の変更・個別の権限設定にも柔軟に対応。物理的な鍵のように、ピッキングや鍵の複製といったリスクもありません。
また、入退室の履歴がWeb上に記録されるので、トラブルが発生した場合の解決もスムーズです。

2.勤怠管理システムのメリット

労働基準法を遵守するためには、従業員の労働時間や残業時間、休暇取得等の正確な把握が必要です。顔認証や虹彩認証を利用することで、不正打刻を防止します。
さらに、紙やExcelでの集計作業やミスが生じた際の個別連絡など、面倒な作業を自動処理。労務業務を大幅にスリム化します。

3.入室管理・勤怠管理システムのデメリット

双方に共通するデメリットは、やはりコスト面。
システムによって差はありますが、入退室管理に特化したシステムならば、サブスクタイプで月額5000円(税込)/扉が、平均価格帯です。
設置数が多ければ料金が安くなる場合もありますので、確認しておきましょう。

顔認証ありとなしの管理システムとの違い

顔認証ありとなしの管理システムとの違い

顔のパーツから得られる情報により、特定の個人であることを識別し、本人確認することを「顔認証」と呼びます。最近ではスマートフォンに搭載されていたり、銀行のATMや国家インフラに使われていたりと、幅広く活用される技術ですが、その大きな特長は、認証率の高さです。
顔の特徴点や凹凸までも識別するため、他人による「なりすまし」は不可能。強固なセキュリティを実現します。基本的に顔をかざすだけなので、非接触で操作でき、手がふさがっていても、素早く認証処理されます。
現在広く運用されるカード認証は、ICカードを常に持ち歩く必要があり、紛失のリスクが伴います。万が一紛失した場合は、カードの再発行にまつわる煩雑な事務処理も必要です。また、ものであるカードは貸し借りができてしまい、本人以外の不正利用もあり得ます。
高いセキュリティレベルや利便性が求められる入退室管理・勤怠管理においては、顔認証に軍配が上がりそうです。

各システムとの連動

各システムとの連動

様々な利点を持つ顔認証システムですが、特筆すべきは「優れた拡張性」。
他のシステムと連動させることで、お客様のご要望に即したカスタマイズが自由自在。より満足度の高いシステムを構築します。
学校の教室に設置した場合、システマチックな出席管理に加え、既存の管理システムとの連動で、出欠状況の自動記録も可能。大学などで頻発する代理出席の抑制にも繋がります。
病院への導入ならば、勤怠管理と受付業務を連動させて、一連の業務フローをスムーズに。手袋をはめている状態でも、顔認証なら問題なく照合できますので、一刻を争う医療現場において、入退室の手間をかけさせません。
汎用性の高いこの技術、今後ますますの応用が期待されています。